WebCatalog Desktop と Coherence X の比較

Coherence XはMac専用で、ブラウザのインストールが必要です。WebCatalog Desktopは単体で動作し、MacとWindowsの両方に対応しています。

2026年10月8日

Nho Vo · Operations Specialist

WebCatalog Desktop と Coherence X の比較

Coherence XとWebCatalog Desktopは、同じエンジンを採用しています。どちらもChromeの基盤であるChromium上で、ウェブサイトをアプリとして動かします。違いは、そのChromiumをどこから用意するかです。

Coherence Xは、MacにすでにインストールされているブラウザーのChromiumを利用します。WebCatalog Desktopは独自にChromiumを内蔵しているため、どのコンピューターでも同じように動作し、1つのアプリ内で複数のアカウントを利用できます。以下で紹介する違いの大半は、この1つの設計上の選択に由来します。

比較早見表

WebCatalog DesktopCoherence X
対応プラットフォームmacOS、Windows、LinuxmacOSのみ
エンジンChromiumを内蔵Chrome、Brave、Edgeなど、ユーザーが選んだChromiumベースのブラウザー
アプリカタログ65,000以上のアプリに加え、任意のウェブサイトに対応アプリライブラリに加え、任意のURLに対応
複数アカウント1つのアプリですべてのアカウントに同時ログインアプリごとに1つのブラウザープロファイル
拡張機能1Password、Bitwarden、LastPass、Dark ReaderChrome拡張機能
リンクの処理他のサイトは既定のブラウザーで開く。サイトごとのルールで、リンクをアプリやアカウントに振り分け可能リンクの転送ルール
アプリの整理アプリとアカウントを1つのウィンドウにまとめるスペースアプリごとに独立したウィンドウとタブ
通知未読バッジと通知。アカウントごとにミュート可能使用するブラウザーを通じて通知

WebCatalog Desktopとは?

WebCatalog Desktopは、他のブラウザーをインストールせずにウェブサイトをデスクトップアプリに変換できる、スタンドアロンのアプリです。65,000以上のカタログから選んだアプリも、任意のURLから追加したアプリも、それぞれ独自のウィンドウ、Dockまたはタスクバーのアイコン、データを持ちます。各アプリとWebCatalog Desktop本体は自動更新されます。

Coherence Xとは?

BZGのCoherence Xは、Chrome、Brave、Edge、Vivaldiなど、ユーザーが選んだChromiumベースのブラウザーを使ってウェブサイトをアプリ化するMac用アプリです。各アプリが独立したブラウザープロファイルになっているため、Chrome拡張機能を利用でき、既存のプロファイルからログイン情報やブックマークをインポートすることもできます。

1. エンジン内蔵か、既存のブラウザーを利用するか

すでに使っているブラウザーを活用するのは賢いアイデアであり、Chrome、Brave、Edgeから選べる柔軟性もあります。その代わり、ブラウザーへの依存が生じます。ブラウザーが更新されるとアプリもその影響を受けるため、BZGはブラウザーの更新に起因する問題への対応を余儀なくされてきました。

WebCatalog Desktopは独自のChromiumエンジンを内蔵し、自動更新します。Slackアプリは、どのブラウザーを使っていても影響を受けず、ブラウザーの更新によって動作が変わることもありません。

2. 拡張機能:明確なトレードオフ

これはCoherence Xの最も明確な強みです。各アプリがブラウザープロファイルなので、普段から頼りにしているChrome拡張機能を利用できます。

WebCatalog Desktopが対応している拡張機能は、1Password、Bitwarden、LastPass、Dark Readerに限られます。多くの人にとっては、仕事用アプリで必要な機能をこれらでカバーできます。また、拡張機能で追加する代わりに、いくつかの機能が標準搭載されています。広告・トラッカーブロッカーや、サイトの見た目や動作を調整するためのカスタムCSS・JavaScriptがその例です。このリストにない特定の拡張機能がワークフローに欠かせない場合は、Coherence Xのほうが適しています。

3. 3社のクライアントを1つのアプリで

3社のクライアントのソーシャルメディアを管理しているとします。Coherence Xでは、1つのアプリが1つのブラウザープロファイルに対応するため、同じサービスで3つのアカウントにログインするには、通常、アプリを3つ作成する必要があります。

WebCatalog Desktopでは、1つのアプリに3つのアカウントをすべてまとめられます。各アカウントは独立したセッションで動作し、すべてに同時にログインした状態でサイドバーに表示されます。それぞれに未読バッジがあり、通知の多いアカウントだけをミュートして、他のアカウントの通知は受け取ることができます。特定のネットワークからのアクセスを求めるクライアントがいる場合は、そのアカウントだけに専用のプロキシを設定することも可能です。

4. リンクを適切な場所で開く

どちらのアプリでも、リンクを開く場所を指定できます。Coherence Xにはリンクの転送ルールがあります。WebCatalog Desktopでは、サイトごとのルールを追加しない限り、他のサイトへのリンクは既定のブラウザーで開きます。ルールを設定すれば、Slack内のFigmaリンクを、ブラウザーのタブではなく、適切なアカウントでログイン済みのFigmaアプリで開けます。

5. どのコンピューターでも使えるスペース

Coherence Xでは、サイトごとに独立したアプリが作成され、その中でタブを利用できます。WebCatalog Desktopも同様ですが、さらにスペースを利用できます。クライアントやプロジェクトごとに1つのウィンドウへアプリとアカウントをまとめ、専用のDockまたはタスクバーのアイコンとグローバルショートカットを設定できます。WebCatalog Desktopは設定を同期するため、ログインしたどのコンピューターでも同じスペースを利用できます。

どちらを選ぶべき?

Macだけで作業し、各アプリ内で特定のChrome拡張機能が必要な場合は、Coherence Xが適しています。

次のような使い方を求めるなら、WebCatalog Desktopを選びましょう。

  • 使用するブラウザーやその更新に左右されず、動作し続けるアプリ
  • 同じサービスの複数アカウントを1つのアプリにまとめ、それぞれにバッジとプロキシを設定
  • 適切なアプリとアカウントでリンクを開くためのルール
  • クライアントごとのアプリを1つのウィンドウにまとめるスペース
  • 使用するすべてのコンピューターで同じ環境を利用

Chrome拡張機能を日常的に活用するMacユーザーにとって、Coherence Xは有力な選択肢です。ブラウザーに依存せずにアプリを使いたいなら、WebCatalog Desktopをお試しください。

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