
今回の比較は、少し趣が異なります。Singlebox と WebCatalog Desktop は、同じチームが開発しています。1つのアカウントと1つのサブスクリプションで両方を使えるので、どちらか一方に決める必要はありません。片方だけでも、両方でも使えますし、仕事の変化に合わせて使い分けを変えることもできます。
両者の違いは、使い方の広がりにあります。Singlebox は、メッセージ、メール、仕事用のアプリを1つのウィンドウにまとめます。WebCatalog Desktop は、同じ仕組みのウィンドウを必要な数だけ使えるうえ、1つのウィンドウだけではできないことも可能にします。
ひと目で比較
| WebCatalog Desktop | Singlebox | |
|---|---|---|
| 概要 | Web アプリをデスクトップアプリとして使い、スペースごとに整理 | メッセージ、メール、仕事用のアプリを1つのウィンドウに集約 |
| ウィンドウ | スペースごとの個別ウィンドウと、単独で使えるアプリ | すべてを1つのウィンドウに集約 |
| 複数アカウント | アカウントごとに独立したセッションで、並行してログイン | アカウントごとに独立したセッションで、並行してログイン |
| 単独で使えるアプリ | どのアプリも、専用の Dock またはタスクバーのアイコンを持つ独立したアプリとして実行可能 | アプリは Singlebox のウィンドウ内で実行 |
| アプリカタログ | 65,000以上のアプリに加え、あらゆる Web サイトに対応 | 65,000以上のアプリに加え、あらゆる Web サイトに対応 |
| プライバシー | 広告・トラッカーブロッカー、Touch ID 対応のアプリロック | 広告・トラッカーブロッカー、Touch ID 対応のアプリロック |
| 同期 | 設定を複数のパソコン間で同期 | 設定を複数のパソコン間で同期 |
| 対応プラットフォーム | macOS、Windows、Linux | macOS、Windows |
WebCatalog Desktop とは?
WebCatalog Desktop は、Singlebox の兄貴分と考えるとわかりやすいでしょう。それぞれのスペースが Singlebox のウィンドウのように機能し、複数のスペースを同時に使えます。さらに、個別に使いたいツールは独立したデスクトップアプリとして実行できます。ログインには、Singlebox と同じ WebCatalog アカウントを使います。
Singlebox とは?
Singlebox は、メッセージ、メール、仕事用のアプリを1つのウィンドウにまとめます。アプリとアカウントはプロフィールバーに並び、クリックやキーボードショートカットですぐにアクセスできます。未読バッジを見れば、新しいメッセージがどこに届いているかもわかります。各アプリでタブとタブグループを使え、リンクルールで適切なアカウントにリンクを振り分けられます。
慣れ親しんだ使い方を、そのままに
すでに Singlebox を使っているなら、新しく覚えることはほとんどありません。スペースには同じサイドバーがあり、それぞれ独立したセッションを持つアカウントが並び、各アプリ内で同じようにタブとタブグループを使えます。未読バッジ、リンクルール、カスタム CSS と JavaScript、プロキシ、広告・トラッカーブロッカー、アプリロックも、慣れ親しんだとおりに機能します。また、どちらのアプリも同じ65,000以上のアプリを収録したカタログを利用しています。
つまり、選ぶ基準は、普段頼りにしている機能がどちらに多いかではありません。仕事にいくつのウィンドウが必要か、ということです。
1. すべてを1つのウィンドウに、または用途ごとに別のウィンドウに
Singlebox の1つのウィンドウにまとめる形はシンプルで、すべての作業を一緒に扱いたい場合にぴったりです。
ただし、分けておきたいものがあると、窮屈になります。たとえば、継続契約のクライアント2社を担当し、個人用のメールも使うデザイナーを想像してみてください。各クライアントの Slack のバッジが、家族からのメールの隣に一日中並ぶことになります。WebCatalog Desktop なら、クライアントごとに、その相手の Slack、Gmail、Figma だけをまとめたスペースを用意できます。仕事を始めるときにそのクライアントのスペースを開き、終わったら閉じることも、2つ並べておくこともできます。各スペースには専用の Dock またはタスクバーのアイコンと、グローバルキーボードショートカットがあり、数が増えてもフォルダで整理できます。
チーム全員が同じように作業する場合は、共有スペースを使えば、全員で同じアプリとアカウントを利用できます。一方、各自のログイン情報は、それぞれのパソコン上に保持されます。
2. サイドバーの外で使うアプリ
カレンダー、音楽、AI アシスタントなどのアプリは、リストの中の1項目にするより、独立したアプリとして使うほうが便利な場合があります。WebCatalog Desktop では、どれも専用のウィンドウとアイコンを持つ独立したアプリとしてインストールでき、既定のメールアプリやカレンダーアプリに設定することもできます。複数のアプリやアカウントを切り替えながら使う場面ではスペースを、それ以外では独立したアプリを活用できます。
3. ちょっとした用事をこなせるホーム
WebCatalog Desktop には、ToDo、天気、世界時計、電卓、通貨換算を備えたホームが組み込まれているので、ちょっとした作業のために別のタブを開く必要はありません。集中したいときは、フォーカスモードで環境音とともにポモドーロタイマーを使えます。
どちらを選ぶべき?
メッセージとメールをすべて1つのウィンドウにまとめられれば十分なら、Singlebox がシンプルな選択です。
次のような場合は、WebCatalog Desktop を選ぶとよいでしょう。
- クライアント、プロジェクト、生活のさまざまな場面ごとにスペースを分けたい
- 一部のアプリは、専用アイコンのある独立したデスクトップアプリとして使いたい
- ToDo、世界時計、集中用タイマーをアプリ内で使いたい
アカウントもサブスクリプションもすでに両方に対応しているので、気軽に試せます。Singlebox を使っている方なら、WebCatalog Desktop も最初から慣れた感覚で使え、必要に応じて使い方を広げられます。WebCatalog Desktop を試す。


