
Stationは、「忙しい人のためのスマートブラウザー」として誕生しました。ウェブアプリを1つのウィンドウにまとめ、ブラウザーのタブを探し回る手間をなくすアプリです。現在はGitHub上でボランティアによって維持されているオープンソースプロジェクトで、最後の安定版は2024年12月にリリースされました。
WebCatalog Desktopは、専任チームのもとで同じ課題を解決します。Stationが、日々頼りにしているウェブアプリの変化に今後も対応していけるのか気になっている方に向けて、両者を比較します。
ひと目で比較
| WebCatalog Desktop | Station | |
|---|---|---|
| 概要 | ウェブアプリをデスクトップアプリとして使い、スペースに整理 | ボランティアが保守する、ウェブアプリ用のオープンソースアプリ |
| アプリの整理 | スペースごとに独立したウィンドウがあり、その中でフォルダー分けが可能 | 1つのウィンドウ内で、ドックがページをアプリごとにグループ化 |
| 複数アカウント | アカウントごとに独立したセッションで、すべてに同時にログイン | 複数アカウントに対応。2024年に追加 |
| 単独で動作するアプリ | どのアプリも、専用のDockまたはタスクバーアイコンを持つ独立したアプリとして実行可能 | アプリはStationのウィンドウ内で動作 |
| 同期 | 利用環境を複数のパソコン間で同期 | 非対応 |
| アップデート | アップデートを自動でインストール | 最後の安定版は2024年12月 |
| 対応プラットフォーム | macOS、Windows、Linux | macOS、Windows、Linux |
WebCatalog Desktopとは?
WebCatalog Desktopは、ウェブサイトをデスクトップアプリに変え、最新の状態に保つ、活発に開発が続けられているアプリです。WebCatalog Desktop本体も、インストールした各アプリも、自動で更新されます。アプリはスペースに整理でき、クライアントやプロジェクトごとにウィンドウを分けられます。さらに、その利用環境全体を別のパソコンにも引き継げます。
Stationとは?
Stationは、ウェブアプリを1つのウィンドウにまとめるオープンソースアプリです。ページをアプリごとにグループ化するドックと、アプリ間をすばやく移動できるクイック検索を備えています。2024年に複数アカウントへの対応が追加され、ボランティアによって保守されています。
1. 待つ必要のないアップデート
Gmail、Slack、Notionなどのウェブアプリは常に変化しており、その基盤となるブラウザーエンジンも変化に対応し続ける必要があります。Stationでは、ボランティアが時間を確保できたときに新しいバージョンがリリースされます。
WebCatalog Desktopは、ChromeやEdgeの基盤でもあるChromium上で動作し、専任チームが継続的に開発しています。本体も各アプリもバックグラウンドで自動更新されるため、意識しなくてもエンジンの修正や新機能を利用できます。
2. すべてを1つにまとめず、クライアントごとにウィンドウを
Stationのドックは、すべてを1つのウィンドウにまとめます。すっきりしていますが、3社のクライアントの仕事を並行して進めるようになると、それぞれの未読バッジが一斉に注意を引くことになります。
WebCatalog Desktopでは、クライアントごとに専用のスペースを用意できます。Acme用のスペースには、AcmeのSlack、Gmail、プロジェクト管理ツールだけをまとめられます。Acmeの仕事を始めるときに開き、終わったら閉じ、また必要になったらそのスペースのグローバルキーボードショートカットですぐに呼び出せます。各スペースには専用のDockまたはタスクバーアイコンがあり、アプリが増えてもフォルダーで整理できます。
すべてをスペースに入れる必要はありません。カレンダーは、専用アイコンを持つ独立したデスクトップアプリとして実行できます。また、カレンダーやメールのアプリをデフォルトのクライアントに設定することもできます。
3. すべてのアカウントに同時にログイン
Stationは2024年に複数アカウントへの対応を追加しました。WebCatalog Desktopでは、最初からアカウントごとに独立したセッションが用意されているため、仕事用と個人用のGmailをサイドバーに並べ、両方にログインしたまま使えます。CmdまたはCtrlと数字キーを押すだけで切り替えられ、すぐに対応する必要のないアカウントの通知はミュートできます。
4. どのパソコンでも同じ利用環境
Stationには同期機能がありません。オフィスではデスクトップ、自宅ではノートパソコンを使う場合、設定を2回行い、その後も手作業で両方を同じ状態に保つ必要があります。
WebCatalog Desktopは、アカウント一覧、フォルダー、ブックマーク、設定を、macOS、Windows、Linuxのいずれのパソコン間でも同期します。1台で新しいスペースを整えれば、もう1台でもそのまま使えます。同じ仕組みはチームにも役立ちます。共有スペースを使えば、全員が同じアプリとアカウントの一覧を利用でき、各自のログイン情報はそれぞれのパソコン上に保持されます。
5. 知っておきたい便利な追加機能
内蔵の広告・トラッカーブロッカーは使い始めたその日から有効です。MacではTouch ID対応のアプリロックが、離席中の受信トレイを保護します。また、1Password、Bitwarden、LastPassを各アプリ内で利用できます。
どちらを選ぶべき?
自分で改変できるオープンソースコードを特に求めていて、ボランティアによる保守に頼ることに抵抗がなければ、Stationは選択肢になります。
次のような方には、WebCatalog Desktopがより適しています。
- 専任チームが最新の状態に保ち、アップデートも自動でインストールしてくれるアプリが欲しい
- 複数のクライアントの仕事をしていて、それぞれのアプリを、開閉できる個別のウィンドウにまとめたい
- 複数のパソコンを行き来し、どれでも同じ利用環境を使いたい
- 65,000以上のアプリを収録したカタログから選んだり、好きなウェブサイトを追加したりしたい
Stationは、多くの人がウェブアプリを整理して使いこなす手助けをしてきました。進化を続けるアプリの拠点をお探しなら、WebCatalog Desktopをお試しください。


