
多くの人は、受信トレイを1つだけ使っているわけではありません。仕事用のGmail、個人用のGmail、何年も前に作った個人用のOutlook、買い物用のYahooアドレス、さらにプライバシーを重視する用途にはProtonアカウントもあるかもしれません。MultiMailとWebCatalog Desktopは、どちらもこうした受信トレイをブラウザーから1つのアプリにまとめ、各プロバイダーのウェブ版を使いながら、すべてのアカウントにログインした状態を維持します。
MultiMailはメール専用、かつWindows専用に作られており、「Gmailを使うための最良の方法」をうたっています。WebCatalog Desktopも同じようにメールを扱えますが、それに加えて、ほかのウェブアプリも同じようにWindowsとMacで利用できます。
ひと目で比較
| WebCatalog Desktop | MultiMail | |
|---|---|---|
| 概要 | ウェブアプリをデスクトップアプリとして使い、スペースに整理 | ウェブメールアカウント向けのWindowsアプリ |
| 対応アプリ | Gmail、Outlook、Yahoo、Proton、65,000以上のアプリカタログに加え、あらゆるウェブサイト | Gmail、Outlook、Yahoo、Proton、iCloud、そのほか20以上のメールプロバイダー |
| 複数アカウント | アカウントごとに独立したセッションで、すべてに同時にログイン | 1つのウィンドウ内でアカウントを分離 |
| アプリの整理 | スペースごとに独立したウィンドウを持ち、その中でフォルダーに整理 | すべてのメールを1つのウィンドウに集約 |
| 通知 | アカウントごととタスクバーに未読バッジを表示し、アカウント単位で通知をミュート可能 | どのアカウントにメールが届いたかを示すデスクトップ通知 |
| 追加機能 | 広告・トラッカーブロッカー、アプリロック、ToDoと集中モードを備えたホーム画面 | スニペット、メモ帳、コマンドパレット |
| 対応プラットフォーム | Windows、macOS、Linux | Windows 10、11 |
WebCatalog Desktopとは?
WebCatalog Desktopは、ウェブサイトを独自のウィンドウ、アイコン、ログインを持つデスクトップアプリに変えます。メールもその主要な用途の1つです。カタログからGmail、Outlook、その他のウェブメールをインストールし、必要なだけアカウントを追加すれば、すべてに同時にログインした状態を維持できます。
MultiMailとは?
MultiMailは、「Gmail、Outlook、Yahooなど、すべてのアカウントを1つのアプリに」まとめることをうたうWindowsアプリです。各プロバイダーの実際のウェブ版を実行し、アカウントをそれぞれ分離したうえで、メールを受信したアカウントがわかるデスクトップ通知、スニペット、メールの横に表示できるメモ帳、コマンドパレットを追加します。
1. Gmailの受信トレイと、その周りのすべてを
MultiMailはメールに特化しており、その役割をしっかり果たします。ただ、メールに返信しようとすると、別のツールが必要になることもよくあります。メールで言及されているSlackのスレッド、更新が必要なNotionのページ、会計アプリにある請求書などです。
WebCatalog Desktopなら、こうしたアプリを受信トレイの隣に置けます。たとえば小規模事業のオーナーなら、Gmail、QuickBooks、Shopify、WhatsAppを1つのスペースにまとめられます。1つのウィンドウ内で、クリックするかCtrl+数字キーを押すだけで各アプリにアクセスできます。65,000以上のアプリを収録したカタログがあるので、普段使っているツールもほぼ確実に見つかるでしょう。
2. GmailとOutlookのアカウントをアプリごとに整理
どちらのアプリも、各アカウントを分離して管理します。WebCatalog Desktopは、アカウントをサービスごとにまとめます。GmailアプリにはすべてのGoogleアカウントが入り、それぞれが独自のセッション、プロフィール画像、未読バッジを持ちます。OutlookアプリにはMicrosoftアカウントがまとまります。
どの通知を受け取るかは、アカウントごとに選べます。仕事用の通知はオンにし、買い物用アドレスの通知やサウンドはミュートにして、週に1回しか確認しないアカウントのバッジは非表示にできます。
3. 生活の場面ごとにウィンドウを分ける
MultiMailは、すべてのメールを1つのウィンドウにまとめます。シンプルですが、夜9時に仕事の受信トレイと家族用のメールが同じ場所から通知を鳴らし始めると、そうも言っていられません。
WebCatalog Desktopでは、「仕事」と「プライベート」のスペースを別々のウィンドウにでき、それぞれに専用のタスクバーアイコンとグローバルキーボードショートカットがあります。1日の終わりに「仕事」を閉じれば、その通知も止まります。フリーランスなら、クライアントごとにスペースを作り、そのクライアントのメール、チャット、ファイルをまとめることもできます。
4. MacでもGmailを
MultiMailはWindows 10と11で動作します。WebCatalog DesktopはWindows、macOS、Linuxで動作し、アカウント一覧、フォルダー、設定をデバイス間で同期します。オフィスのPCで受信トレイを設定すれば、自宅のMacBookでもそのまま使えます。
5. 素早いアクセスとプライバシー
WebCatalog Desktopのどのアプリも、WindowsのシステムトレイやMacのメニューバーに固定して、必要なときにすぐ表示できます。コマンドパレットを使えばキーボードから任意のアプリにアクセスでき、内蔵のホーム画面ではToDoを管理したり、受信トレイを後回しにしてよいときに集中モードを使ったりできます。
プライバシー面では、内蔵の広告・トラッカーブロッカーがすべてのアプリで動作し、席を離れたときはアプリロックがメールを保護します。また、1PasswordとBitwardenを使って、各アプリ内でログイン情報を自動入力できます。
どちらを選ぶべき?
Windowsのみを使っていて、受信トレイの横にスニペットやメモ帳を備えたメール専用アプリが欲しいなら、MultiMailはよい選択肢です。
次のような方には、WebCatalog Desktopのほうが適しています。
- メールと一緒に、チャットやドキュメントなどのツールもブラウザーの外で使いたい
- 仕事用と個人用のメールを、必要に応じて閉じられる別々のウィンドウに分けたい
- Macも使っている、または複数のコンピューターを使い分けている
- アカウントごとに通知を抑えたい
すべての受信トレイと、その周りのツールを1か所に。WebCatalog Desktopを試してみましょう。


