WebCatalog DesktopとPakePlusの比較

PakePlusは、ウェブサイトをアプリファイルにパッケージ化します。WebCatalog Desktopは、複数のアカウントやスペースを使って、ウェブアプリを日常的に利用できる環境です。

2026年10月8日

Nho Vo · Operations Specialist

WebCatalog DesktopとPakePlusの比較

PakePlusとWebCatalog Desktopは、どちらもURLから専用のウィンドウとアイコンを持つアプリを作成できます。違いは、その先にあります。

PakePlusはアプリを作るためのツールです。ビルドを設定すると、自分でインストールしたり、ほかの人に渡したりできるアプリファイルが生成されます。一方、WebCatalog Desktopはアプリを使うためのツールです。仕事で使うツールをインストールしてログインすれば、すぐに作業を始められます。どちらを選ぶかは、実際に何をしたいのかによって決まります。

比較早見表

WebCatalog DesktopPakePlus
概要Webアプリをインストールして使うためのアプリWebサイトやWebプロジェクトをアプリにパッケージ化するツール
アプリの作成方法カタログから選ぶか任意のURLを入力すれば、数秒で利用可能URLを入力するかプロジェクトをアップロードし、ローカルまたはGitHub Actionsでビルド
アプリカタログ名前とアイコン付きの65,000以上のアプリ任意のURLに対応
エンジンすべての環境で共通のChromium各システムに組み込まれたWebビュー(Tauri経由)
複数アカウントアカウントごとに独立したセッションを持ち、すべてに同時ログイン可能アプリごとに1つのセッション
アプリの整理スペースを使って、アプリとアカウントを1つのウィンドウに集約Webサイトごとに1つのアプリ
更新アプリは自動更新更新には再ビルドが必要
対応プラットフォームmacOS、Windows、LinuxmacOS、Windows、Linux、Android、iOS向けにビルド可能

WebCatalog Desktopとは?

WebCatalog Desktopは、Webアプリを作るためのツールではなく、毎日使うための場所です。65,000以上のアプリがそろうカタログからアプリをインストールするか、任意のサイトを追加すると、それぞれが専用のウィンドウで動作し、Dockやタスクバーにも専用のアイコンが表示されます。アカウントから更新まで、アプリ周辺の管理はすべて任せられます。

PakePlusとは?

PakePlusは、Tauriを基盤とするGUIツールです。WebサイトやHTML、Vue、Reactのプロジェクトを、デスクトップやモバイル向けの小さなアプリにパッケージ化します。名前、アイコン、必要に応じてカスタムJavaScriptを設定し、ローカルでビルドするか、自分のGitHubアカウントを使ってGitHub Actions経由でクラウド上でビルドします。

1. アプリを作るのではなく、使う

PakePlusが真価を発揮するのは、アプリファイルの作成自体が目的の場合です。たとえば、開発したReactプロジェクトをアプリとして配布したい場合や、クライアントのサイトをパッケージ化して渡したい場合です。アプリごとにビルドを作成し、変更があれば再ビルドします。

単にFigmaやLinear、チームのWikiを、ブラウザーのタブではなくデスクトップアプリとして使いたいだけなら、そのビルド工程は余計な手間になります。WebCatalog Desktopなら、検索してインストールをクリックするだけで、適切な名前とアイコンが付いたアプリを使い始められます。カタログにないサイトは、名前とURLを入力してアイコンを選ぶだけです。設定するプロジェクトも、作成するGitHubトークンもありません。アプリは自動更新されるため、再ビルドも不要です。

2. Chromeと同じエンジンを採用

PakePlusのアプリは、各システムに組み込まれたWebビューを使うことで、サイズを小さく抑えています。その反面、サイトの動作はそれぞれのエンジンに左右されます。たとえばmacOSではSafariのエンジンが使われるため、一部のログイン手順やサイト側のチェックがChromeと同じようには動作しないことがあります。

WebCatalog Desktopのアプリはすべて、ChromeやEdgeの基盤となっているChromiumで動作します。この違いが特に重要になるのが、一日を通して使う高機能なWebアプリです。こうしたアプリは通常、まずChromeでテストされます。

3. すべてのアカウント、すべてのクライアントをまとめて管理

PakePlusのアプリは、1つのWebサイトにつき1つのセッションを持つため、2つのアカウントを使うには2つのビルドが必要です。複数のクライアントを担当していると、クライアントごとのカレンダーやプロジェクト管理ツールが、それぞれ別のアプリとなり、数がすぐに増えてしまいます。

WebCatalog Desktopでは、各アプリに複数のアカウントを追加できます。アカウントごとに独立したセッションと未読バッジが用意され、すべてに同時にログインできます。さらに、スペースを使えば、それらをひとまとめにできます。クライアントごとに1つのウィンドウを用意し、サイドバーにそのクライアントのアプリとアカウントをまとめて、作業を始めるときに開き、終わったら閉じることができます。

チームでも同じように作業するなら、共有スペースを使うことで、全員が同じアプリとアカウントの一覧を利用できます。ログイン情報は各自のコンピューターに保持されます。

4. ログイン情報は手元に保持

PakePlusのクラウドビルドは自分のGitHubアカウントで実行され、生成物は公開リポジトリに公開されます。WebCatalog Desktopには、ビルドや公開の作業はありません。アプリとログイン情報は自分のコンピューターに保持されます。パスワード、またはMacのTouch IDによるアプリロックでプライバシーを守り、内蔵の広告・トラッカーブロッカーで、利用するサイトから広告やトラッカーを取り除けます。

どちらを選ぶべき?

自分のWebプロジェクトを、共有用のアプリファイルにパッケージ化する必要があるなら、PakePlusが適している場合があります。AndroidやiOS向けのビルドも作成できます。

アプリを配布することではなく、Webアプリで仕事をすることが目的なら、WebCatalog Desktopを選びましょう。特に、次のような方に適しています。

  • プロジェクトやビルドを管理せず、使うツールをワンクリックでインストールしたい
  • 複数のクライアントやアカウントを扱っていて、それぞれにログインした状態で整理しておきたい
  • ChromeでテストされているWebアプリを日常的に使っている
  • ログイン情報を自分のコンピューターに保持しておきたい

いつも使うWebアプリを、数回のクリックでデスクトップアプリに。WebCatalog Desktopを試す。

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