
Boxy SuiteとWebCatalog Desktopは、同じ不満から生まれました。Gmail、Google カレンダー、Google Keepを、ブラウザーのタブよりも使いやすい環境で利用したいという思いです。どちらもGoogleのアプリを専用のウィンドウとアイコンを持つデスクトップアプリに変え、複数のGoogleアカウントにログインした状態を維持でき、「mailto」リンクからメールを開くこともできます。
違いは、どこまで対応するかです。Boxy Suiteは、macOSになじむデザインを採用した、Googleサービス向けのMacアプリ群です。WebCatalog Desktopは、Gmail、カレンダー、KeepをはじめとするGoogleのアプリに加え、普段使っているほかのあらゆるウェブアプリにも同じ使い方を提供します。MacでもWindowsでも利用できます。
ひと目で比較
| WebCatalog Desktop | Boxy Suite | |
|---|---|---|
| 概要 | ウェブアプリをデスクトップアプリとして利用し、スペースに整理 | Googleサービス向けのMacアプリ群 |
| 対応アプリ | GmailをはじめとするGoogleのアプリ、65,000以上のアプリを収録したカタログ、あらゆるウェブサイト | Gmail、カレンダー、Keep、連絡先 |
| 複数アカウント | アカウントごとに独立したセッションで、すべてに同時ログイン | 複数のアカウントを瞬時に切り替え |
| アプリの整理 | アプリとアカウントを1つのウィンドウにまとめるスペース | Googleサービスごとに1つのアプリ |
| 外観 | Googleが提供するそのままのGmail | macOSに合わせてデザインを変更したGmail |
| 通知 | アカウントごと、およびDockやタスクバーに未読バッジを表示。アカウントごとに通知をミュート可能 | 通知とステータスバーアイコン |
| 対応プラットフォーム | macOS、Windows、Linux | macOSのみ |
WebCatalog Desktopとは?
WebCatalog Desktopは、ウェブサイトを専用のウィンドウ、アイコン、ログイン環境を持つデスクトップアプリに変えます。Gmailアプリでは、追加したすべてのGoogleアカウントをログインした状態で保持できます。Google カレンダー、Keep、ドライブや、65,000以上のアプリを収録したカタログ内のほかのサイトでも同様に利用できます。
Boxy Suiteとは?
Boxy Suiteは、自らを「Mac向けの最高のGmailアプリ」と紹介しています。Gmail、カレンダー、Keep、連絡先のアプリが含まれており、macOSのインターフェースに合うようデザインが変更されています。瞬時のアカウント切り替え、ミニマルモード、リーダーモード、メール追跡の検出、タスク管理ツールとの連携、ステータスバーアイコンなどの機能を備えています。
1. 使うすべてのパソコンでGoogleのアプリを利用
Boxy SuiteはMacアプリです。職場でWindows PCも使っている場合、そちらでは利用できません。
WebCatalog DesktopはmacOS、Windows、Linuxで動作し、アプリ、アカウント、フォルダー、設定をそれらすべての間で同期します。朝、MacにクライアントのGmailとカレンダーを追加すれば、午後にはWindowsのデスクトップでも使えるようになっています。
2. Gmailアカウントを切り替えるのではなく、並べて表示
Boxy Suiteはアカウントを事前に読み込み、瞬時に切り替えられるようにします。WebCatalog Desktopでは、すべてのアカウントを画面上で確認できます。各アカウントには独立したセッションがあり、Gmailアプリのサイドバーに、それぞれ専用の画像と未読バッジ付きで表示されます。
そのため、仕事用の受信トレイには新着メールが3件あり、個人用にはないことがひと目でわかります。アカウントごとに通知、サウンド、バッジをオフにでき、CmdまたはCtrlと数字キーを押せば、目的のアカウントに直接移動できます。
3. Googleのアプリだけにとどまらない
日々の仕事は、Gmailとカレンダーだけでは完結しないものです。WebCatalog Desktopなら、Slack、Notion、Trello、銀行のウェブサイトも、Gmailと同じように、それぞれ専用のウィンドウとアイコンで利用できます。
関連するアプリがいくつかある場合は、スペースを使って1つのウィンドウにまとめられます。たとえばコンサルタントなら、クライアントごとにスペースを作り、それぞれのGmail、カレンダー、ドライブ、Slackをまとめておけます。各スペースには専用のDockまたはタスクバーアイコンと、グローバルキーボードショートカットを設定できます。作業を終えてクライアントのスペースを閉じれば、そのスペースの通知も止まります。
4. Macでも、それ以外でも、Gmailにすばやくアクセス
Boxy Suiteはステータスバーにアイコンを表示します。WebCatalog Desktopでは、どのアプリでも同様のことができます。Gmailをメニューバーに配置すれば、クリックすると開き、外側をクリックすると隠れます。Windowsではシステムトレイに固定できます。グローバルキーボードショートカットを使えば、どこからでも呼び出せます。
どちらのアプリも、デフォルトのメールクライアントに設定できます。さらにWebCatalog Desktopには、広告・トラッカーブロッカー、Touch ID対応のアプリロック、各アプリ内で利用できる1PasswordやBitwardenなどのパスワードマネージャーが組み込まれています。
5. Googleが提供する、そのままのGoogleアプリ
Boxy Suiteは、GmailとカレンダーのデザインをMacアプリのような外観に変更します。WebCatalog DesktopはChromeと同じChromiumエンジンを使い、GoogleのアプリをChrome上とまったく同じように動作させます。そのため、Gmailやカレンダーの新機能はGoogleが公開したその日から利用でき、対応を待つ必要がありません。
どちらを選ぶべき?
GmailとカレンダーをMacのネイティブアプリのような見た目で使うことにこだわりがあり、Macしか使わないのであれば、Boxy Suiteは選択肢になります。
次のような方には、WebCatalog Desktopがより適しています。
- Windowsを使っている、または複数のパソコンを使い分けている
- すべてのGoogleアカウントを、それぞれのバッジとともに一度に確認したい
- Slack、Notionなど、ほかのツールも同じデスクトップアプリの使い勝手で利用したい
- クライアントごとにアプリとアカウントを分けて管理している
使うすべてのパソコンで、Googleのアプリをブラウザーの外へ。WebCatalog Desktopを試す。


